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2012年06月09日 Archive

アウティングされた話

  • Posted by: たろう
  • 2012-06-09 Sat 10:47:00
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今年こそ美味しいアイスコーヒーを淹れられるようになりたいですおはようございますたろうです。

ついったでも散々つぶやいたのにまたここでも書きます。
水曜日のことです。

ア ウ テ ィ ン グ さ れ ま し た 。チーン…

多分初めて。初めてじゃなくても、こんなに動揺して頭真っ白になったのは初めて。
詳しい状況や僕と彼らとの関係は伏せますが(卑しい関係ではないです、と一応言っておく)、駅のホームで話しているときのことです。
高校生3人と僕とで何でもない話をしてたところで、本当に突発的に、なんの脈絡もなく。
「たろうって女から男になったんでしょ?」と。
「え、女なの?」と驚く完パスの高校生。
「そうだよ」とも「違うよ」とも言えずに頭真っ白な僕はへらへらした顔をしていたと思います。
そのまま僕は一言も発することもできず、電車がホームに滑り込んできて、3人は電車に乗って帰りました。

その後の僕のテンションの下がり具合と言ったら露骨です。笑
僕と高校生が話していた隣に居た同期が話を聞いていたと思って「さっき○○に『女から男になったんでしょ?』って言われちゃったんだけど聞こえてたよね?」と話を切り出したらまさかの誰も聞いていないという事態。電車の音がうるさかったからかな?
「そんなことがあったの?」と驚く同期。慰めてもらったのですが、申し訳ないけど完全に気休めの気の字にもならず、専攻の天使に話しかけられても全然嬉しくない(マジ罰当たり。今話しかけられたら完全にデレデレしてお話したい←)。

(ついったに書いたことと被るけど→)極論を言えば、悪いのはアウティングをした高校生じゃなくて、トランスした僕なんですよ。何の説明もしてないけど、高校生は僕のこと男として一応認識してくれてるんだから。戸籍性知ってるけど、戸籍性で見ていない。それはとても有難い話なのです。
ただ。
この先も色んな所でアウティングされると困る、というか僕の寿命が持たない。僕の後輩の前でいわれる可能性も否めない。後輩に対しては、4月に入ってから今まで幾度となく危ない橋を渡っているのです。これ以上危ない橋は渡りたくない。まぁ後輩だって気づいている人もいるとは思うんだけど。
とりあえず高校生からのこれ以上のアウティングは防げるなら防ぎたい。でも高校生に口止めするのはなんか違う気がする。うーん…。どうしたものか。

結局僕は自分自身の性が説明できない子なんです。
言葉に詰まったのも、自分の戸籍性と性自認に自信がないからなのです。FTMだってことにも自信ない。まぁFTMってのは説明しやすいから使うけど、わかる人にしかわからないしね。
だからアウティングされたときに「違うよ」とも「そうだよ」とも言えなかったし、両方言ってトランスだってことを説明することすらできなかったのです。
女として生まれたことは消せないし、女性時代の経験や人間関係は今の僕を支えてくれるし、女社会になじもうとした時期もあったし、男社会なんか初心者マークだし、でもできればFTMとしては生きたくない(生きざるを得ないことはわかっているけど)、というとても我儘な子なのです。
「性別はどうあれ僕は僕!」とも言い切れない。なんて格好悪い。

「逆カム(完パスしている人に戸籍性をカムする)したら戸籍性で見られる」と思っている僕は現代人の柔軟性を見縊り過ぎなのかもしれない。
でもそれに怯えてるのは、戸籍性を知られたくないから。悔しいじゃない、こんな生まれ方。

過去を嘆いても仕方ないんだけど、やっぱり大学1年間の女子生活延長戦は今の僕に多大なる負担を強いている。
はぁー。もう我儘で格好悪くて都合良過ぎる自分にがっかりですわ。


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